ギラン・バレー症候群 治療とリハビリの記録

2018年3月にギラン・バレー症候群を発症してから米国ハワイで治療とリハビリを行なってきた。アメリカと日本の比較も含めて参考までに治療の経緯を記録する。

転院

2018年4月17日

午前中に飲み込みのX線テストが行われて合格した!

経鼻チューブはテストの前に外されていたので、昼ごはんから普通の食事をすることになった。普通というのが本当に普通のご飯やおかずを食べていいということでびっくりした。日本だとおかゆ等から始めるのだと思うが、アメリカは違うらしい。

久しぶりに口からご飯を食べてうれしかったが、口が麻痺しているため食べ物を噛むのがとても大変だった。疲れてしまうので、半分位は残した。

昼ごはんのメニュー
・てりやきチキン
・ミックスベジタブル
・ごはん
・スープ
・オレンジジュース

これでホノルルのリハビリ病院に行く準備ができた。ドクターにもリハビリ病院側の準備ができしだいいつでも転院できると言われた。

 

2018年4月18日

2日後の4月20日に転院することが決まった。妻がケースワーカーにも手伝ってもらって飛行機の予約、タクシーの予約、荷づくりなどを慌ただしく行った。

 

2018年4月19日

この頃は粘度を高くした液体しか飲むことを許されていなかったが、不味いのであまり飲みたくなかった。

セラピストの許可を得て、口を洗浄した後に通常の水を飲む練習を始めた。久しぶりに飲んだ普通の水はとてもおいしかった。

 

2018年4月20日

いよいよホノルルのリハビリ病院に転院する日である。病院を出る前にICU病棟に立ち寄ってお世話になった看護師や医師に挨拶をして、最後にみんなで写真を撮った。

妻と2人で飛行機でホノルルまで移動することになった。空港内は車椅子に乗って機内では自分の足で歩いて席まで行った。

そして、Rehabiritation Hospital of the Pacificに到着。明るい雰囲気できれいな病院というのが第一印象だった。