ギラン・バレー症候群 治療とリハビリの記録

2018年3月にギラン・バレー症候群を発症してから米国ハワイで治療とリハビリを行なってきた。アメリカと日本の比較も含めて参考までに治療の経緯を記録する。

日本での生活

2019年5月28日

日本に戻ってきて2ヶ月が経った。

現在は職場から歩いて20分ちょっとの所に住んでいて、歩いて通勤している。ちょうどいい運動になっていると思う。体がとっさに反応する自信がないので、日常的に自転車に乗ったりするのはよくないかなと思う。まだ複視の症状があって、正面以外の方向にある物が2重に見えている。

仕事はハワイにいた時よりも体を動かす仕事が多いし、人と話をする機会も多いので、病気の回復にはいいかもしれない。

体が重くて疲れやすいという状態は変わっていない。日本では階段を上り下りする機会が増えたが、上り階段ではすぐ息切れしてしまう。また片足でしっかり立つことができないので、階段では手摺りを使うようにしている。

 

この日は日本の病院の神経内科を初めて受診した。
この病院の医師にはハワイでの入院当初に妻が相談に乗ってもらっていた。昨年7月に一時帰国した時にもこの病院に挨拶に行ったのだが、十数年前に開散麻痺になった時に診てもらった先生だったのでびっくりした。

先生はリハビリ施設に通う可能性も考えていたそうだが、やはり筋力は十分に回復しているし施設でできることはないということだった。

ハワイの病院からUSBメモリに入ったメディカルデータをもらっていたので、一部を印刷して持って行った。また、現在自分で行っているリハビリメニューを医師に見てもらった。

 

毎朝
自宅にて、約40分。
・ジョギング: 1.5 km(自宅の周辺)
・腕立て伏せ: 10- 15回、3セット
・腹筋運動 : 10- 15回、3セット
・ストレッチ
・ST(顔、舌の運動)

 

毎日曜日
市の体育館にて、約1時間。
・腕、胸の筋力トレーニング
・腹筋運動
・バランス運動
・ジョギング

 

筋力トレーニングによって、神経も刺激されて回復するのではないか?と聞いてみたがそれはないらしい。

今後は4ヶ月に1度受診して経過を見てもらうことにした。