ギラン・バレー症候群 治療とリハビリの記録

2018年3月にギラン・バレー症候群を発症してから米国ハワイで治療とリハビリを行なってきた。アメリカと日本の比較も含めて参考までに治療の経緯を記録する。

心拍数 180

2018年8月10日

ハワイに戻ってからFitbit(歩数、心拍数、睡眠時間などが測れる)を買ったので常時計測しているのだが、非常にゆっくりしたペースでジョギングしただけでも1分間の心拍数が180位まで上がってしまうことが分かった。心拍数180というと最大心拍数程度に相当する。

最大心拍数というのは、現状の体力の限界まで負荷をかけて運動をしたときの心拍数で、例えば健康な人の場合は短距離を全力疾走した直後の心拍数がこれに当たる。

日常生活では安静時の心拍数は60位だが、家の中で冷蔵庫の中を覗いたりといったちょっとした動作でも100を超えてしまう。

心拍数だけを見ても健康とはほど遠いということが分かって、何をしてもすぐに疲れてしまうのも当然だなと思った。

 

 

2018年8月15日

ホノルルに行って、1ヶ月振りに神経眼科で診察を受けた。

1ヶ月前と比較すると、複視の症状は少しずつ回復していて、真正面であれば5 m程度の距離の物は1つに見えるようになった。しかし、正面から少しでもずれると、まだ近くの物でも2重に見えてしまう。今回は複視の程度に合わせてプリズム膜を交換して度数が12から4まで下がった。

また右目の瞳孔がまだうまく閉じないようだが、いつ頃良くなるかは分からないと言われた。今はまだ飛行機の窓から白い雲を見るとかなり眩しく感じる。

 

 

2018年8月22日

ヒロの神経内科で3ヶ月振りに診察を受けた。

瞳孔の動きは以前と比べれば良くなっていると言われた。

膝頭の下をたたいてもピクリとも反応がない(腱反射消失)ことについて聞いてみたが、それが治るのは一番最後になると言われた。